仕事編

仕事”とは、生きていく為には欠かせない事柄です。でも、お金を稼ぐという目的だけでは、人の心は行き詰ってしまいます。何の為に働くのか、一度立ち止まって考えてみてはいかかでしょうか。

それでは、ご相談に来られた皆さまのご質問を例題にして、対談風にお答えしてみましょう。
 
 ご相談者様  :
『今の仕事を辞めようかと思っているのですが…』
 
 松林     :
『どうしてですか?』
 
 ご相談者様  :
『私ずっとここでやっていくのかな?とか、今こんな事で良いのかなとか思っていまして。仕事も正直、キツイな〜と思ってきましたし』
 松林     :
『ふ〜む……。今お仕事をされていて、仕事の中、また、プライベートで楽しみな事などありますか?』
 ご相談者様  :
『楽しみ………。仕事の中には無いですし……プライベートでも別に…』
 松林     :
『では、何の為に働いていると考えますか?』
 ご相談者様  :
『……生活の為ですかね、両親にお金を入れたりとか親と一緒に住んでるんで』
 松林     :
『現実的な事を言えば、このご時世ですから、転職は今難しいと思います。でもだからと云って、仕事を続けていても心が病んできそう…と云う事ですね』
 ご相談者様  :
『そうなんですよ…』
 松林     :
『私も、工場や色々な所で働いてきました。そして、私自身これでいいのか?なんて何度も考えました。そんな時、私が常々考えていたのは「この仕事が終わったら大好きなゼリーが食べれる!」なんて小さな幸せを作っていたんです。そうする事でメリハリをつけて自分自身の気持ちに納得をさせていたんです。ただ生活の為だけにお金を稼ぐと云うのは、人間は機械ではないので難しいです。でも、会社の為、自分の為、楽しみの為に仕事をしている、そんな風に今は考えていて、本当にご自身がしたい仕事や、したい事が見つかってから転職なり、したかった事に目を向けて進めば良いのではないでしょうか?今が今、今後ご自身がどんな仕事に就きたいのか、したい事は何かじっくり考える時間とその準備段階として考えていてはいかかでしょうか』
 ご相談者様  :
『そうですね〜。今すぐに辞めても何も手に付かなさそうですし…』
 松林     :
『毎日、毎日同じ事の繰り返しにも思えるかもしれませんが、実際時間は過ぎさっています。毎日同じ事が続いていると云う事は有り得ない事なんです。ですが、人は忘れてしまうのです。それを意識するだけで周りの風景が変わって見えますよ』


 ご相談者様  :
『今の職場の人は良いのですが、仕事の内容がどうしても自分に合わなくて…』 
 松林     :
『どうしてですか?』 
 ご相談者様  :
『プレッシャーが大きいのです。ミスも多いです…上司に話してもなんの進展もありません』
 松林     :
『あなた様がどの様な感じでお仕事をされているのかは判りませんが、上司があなた様を移動させないのは、今はあなた様にしか頼めない事をあなた様がされているからではないでしょうか?「そんな事ない。簡単な作業だもの…」とおっしゃるかもしれませんが、あなた様は簡単でも他の人から見たら簡単ではない事もありますし、皆さん嫌がってしないなんて事もありますよね。でも、皆が嫌がってしない事を淡々とこなせる人と、誰もが出来る事に文句を云いながらやっている人と、その差は大きいのではないでしょうか。そして、その事が後に思いもよらない所で大きく役に立ったりする事があるのです。そして、ミスをしたくないのにミスをしてしまう。と云うのは、ミスを怖がって余計に肩に力が入っているからです。ミスを見抜けるハズなのに見抜けないのは、余裕がないからです。余裕を作るにはどうするか。ご自分をご自分で追い込まない事です。期待に応えようとする事でなんの事もないプレッシャーが生れ、知らず知らずのうちに頭がオーバーヒート状態に陥ってしまうのです。周りにフォローしてくれる人達が居る事を意識して取り組んで下さい。逆に彼らが困ったら助け舟を出してあげる様、余裕を持ってお仕事をして下さい』

転職を考えていらっしゃる女性はとても多いです。職場の状況等によって細かな部分は変わりますが、転職を考える前に、なぜ辞めたいのか…それを考えれば本当に辞めるべきかもう少し頑張ってみるべきか出てくると思います。辞めたい理由に対し打開策が出てきて、「あの時辞めなくて良かった」と後に思うかも知れません。その場の感情だけで動くのではなく、ご自身の人生を左右する事柄になり得えますから慎重にかつ冷静に考えておくべきだと思います。

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